ノドカはクラスメートたちの少し後ろであたしのことを睨みつけている。


あたしは一瞬ひるんだが、すぐに笑顔になった。


こんなこともあろうかと思って、登校してきたときすでにプールに小学生の霊を出現させておいたのだ。


「もちろんだよ」


あたしはニヤリと頷き、立ちあがったのだった。