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ダブルデートは成功とはいかなかったけれど、おかげでコウダイくんの連絡先をゲットしてしまった。
自宅に戻ったあたしはスマホの登録を見つめてニヤニヤと笑う。
桜翔太くんは偽物だったけれど、コウダイくんは本物だ。
桜翔太くんの方がずっとずっとイケメンだけれど、やっぱり本物のイケメンに勝るものはない。
「そういえばコウダイくんもオカルト好きそうだったなぁ。あたしと趣味も合いそうじゃん?」
それにあたしなら幽霊を出現させることができるのだ。
怯えてアプリを利用できないノドカとは違い、大きな武器がある。
オカルト好きなコウダイくんならきっと、あたしになびいてくれるはずだ。
「ふふっ! また会うのが楽しみだなぁ」
あたしはそう呟き、スマホを抱きしめたのだった。
ダブルデートは成功とはいかなかったけれど、おかげでコウダイくんの連絡先をゲットしてしまった。
自宅に戻ったあたしはスマホの登録を見つめてニヤニヤと笑う。
桜翔太くんは偽物だったけれど、コウダイくんは本物だ。
桜翔太くんの方がずっとずっとイケメンだけれど、やっぱり本物のイケメンに勝るものはない。
「そういえばコウダイくんもオカルト好きそうだったなぁ。あたしと趣味も合いそうじゃん?」
それにあたしなら幽霊を出現させることができるのだ。
怯えてアプリを利用できないノドカとは違い、大きな武器がある。
オカルト好きなコウダイくんならきっと、あたしになびいてくれるはずだ。
「ふふっ! また会うのが楽しみだなぁ」
あたしはそう呟き、スマホを抱きしめたのだった。



