溢れる想いを青に込めて。


「そーれっ!」


飛び込んだ瞬間、たくさんの生徒が一斉に応援をし始める。

私もリツへの想いを必死にぶつけた。

「青井いけーー!!!」

部長の大きな声がプールに響き渡った。

私も負けじと声を上げる。

「リツファイトー!!!」

リツは3位につけていた。

リツの泳ぎを見て涙が出そうになる。

あんなにも楽しそうに泳ぐリツは初めて見た。







―あぁ。

私たちはここまで来たんだ。
















1位とはだいぶ差があるけど、ここで負けるような人じゃないのは私がいちばんよく知ってるから。





だから、信じてる。





「リツーー!!!」

リツの泳ぐ姿が、あの頃のリツと重なる。

私たちが出会ったあの頃と。

リツの泳ぎのスピードが上がった。

いよいよラストスパートに差しかかる。

2位の人と僅差。








ラスト20m

2位の人よりも少し手が前に出る。













10m





1位と並んだ。












「リツーーー!!!!!」


















そして―