それにたいして、例えば優心なら”お前ら最低だ”とかいうんだろう。


俺は、なんか衝撃的にキモすぎて関わりたくないなって。


本気で引いちゃって、なんも言えなくて。


帰りの会の莉愛は、表情がいつもよりずっと緩んでいて、祭りを楽しみにしてるのがまるわかりだった。


……ばかじゃないの。


そうして、夏まつりの待ち合わせ時間が近づいていく。