いいなりの私


結局朝から、1日遅れて、自分でつまみもつくり、社長が買ってきた、ワインで飲んでる私。


もはやいいなり


「なんで、自分の誕生日パーティーなのに、自分で準備するの?」


酔っぱらってる私は、愚痴愚痴文句を言い始めた。


『ゆうきの、せっかく誕生日。俺くらいは祝ってやらないと。』

くらいとは?
くらいとは?
もとわといえば。


「なんで、社長なのよ。

いつも、となりに嫌がって。家政婦じゃないのよ。わたしは。


なんで。

いつも、しゃちょうなの」


つぶれた私を抱え、嬉しそうに社長はベットに運ぶ。


『ゆうき、いつも、ごめんな。
お前を幸せに出来なくて』