川原… げっ!またあいつの顔が浮かんできた。 あたしはパッと陸に目を向け「あのっ」と声を出す。 2人は同時といっていいほどあたしに顔を向ける。 「あのですねぇ…さっきの事は…」 「大丈夫」 陸はそう言ってまた微笑む。 何が大丈夫なんだろうか… 隣に立っている男は「何か知らねーけど…」と呟いて、あたしの顔を除きこむ。 わっ… 「俺、拓真っつーの。宜しく」 ニッと笑って覗き込む顔は、これはまたまた美形だ。 ん~… どちらかと言えばチャラ系か…