小悪魔王子に見つかりました


レジでの対応が終わると、羽芽たちは木野たちが待ってる席へと戻っていって。

それから数分。

出来上がった商品をトレイに乗せて、みんなが待っている席へと向かう。

「お待たせしました〜」

「おう、寧衣くんありがとう〜!ここのユニフォームも似合ってるね〜!」

「さっき逆ナンされてたんだって?」

と原宮さんと安藤さん。

「いや、されてないよ……」

相変わらず賑やかすぎるな……。

「絡まれてたじゃん、スマイルくださいって〜!」

「羽芽、その口ポテト食べるのに使ったら?しゃべってないで」

「はぁぁんん??」

我慢できなくなって思わず心の声が漏れてしまったら、ギッと睨まれた。

「で、なんで木野はいるの?女子の中に男ひとりって」

慌てて話を変えようと木野に目を向ければ、

トレイに乗ったそれぞれが頼んだハンバーガーや飲み物をみんなの前に一つ一つ置いていた。

BBQのときも思ったけど、

天然なくせにこういうところやっぱり、長男気質というか、面倒見がいいんだよな。