小悪魔王子に見つかりました


「ダメだよ、酒井くん、」

「なにが?みんなやってるよ。高校生にもなってウブすぎるんだよ、浅海は。まあ、そういうところがいいんだけど」

「……っ、酒井くんは、こんなことする人じゃない」

「フッ、なに。浅海、今から俺に何されるかわかんの?……あーもしかして、最上とはもうやることやってる感じ?それともそれ以外のやつと──」

「やめてっっ!」

思わず大きな声が出た。

「……最上の名前出すと、ちゃんと見てくれるんだよな」

こんなことしながら、どうしてそんな悲しそうな顔するの。

「……っ、」

「浅海にとって、俺はどんな人よ。こういうこと、無理やりしない人?」

「……やめっ、」

そう言いながら、酒井くんの手が、スッと服の中に侵入してきて。肌に触れた。

「お願い、やめて……」

視界が涙でぼやける。