そんな上手くいかないよね……。
いつも、寧衣くんが絶妙なタイミングで現れてくれることばかりだったから、
今回も、運が味方してくれるんじゃないか、なんて思ってしまっていた。
良いことが続くと、それに慣れた思考になってしまう。
ダメだ。
「しっかりしろ自分」の意味を込めて、首をブンブンと横に振ってから顔を上げる。
先にくじを引いていた女の子たちが、仲のいい女の子とペアになって喜んだりしている。
私も、羽芽ちゃんたちとペアになれたらいいな。
他の女子グループの子達とはあんまり話したことがないから、正直不安。
そうだよ、そもそも羽芽ちゃんたち3人のどちらかとペアになれるかどうかだってわかんないんだから。
一瞬でも何かを期待してはしゃいでいた自分が恥ずかしくなる。
「はい、浅海〜」
どうかっ!
先生に名前を呼ばれて、端っこに寄った一枚のくじを手に取った。
私の後に続いて、羽芽ちゃんたちもくじを引いていく。



