「どうぞ」
トーマ様が、ドアを開け、エスコートしてくれる。
こういう風に、女の子扱いされたことが、あまりないから、すごい照れて、これだけでドキドキしてしまう。
「トーマ様、ありがとうございます」
私は部屋の中に、入っていった。
ソワソワ。
いやー、やっぱり緊張するよ。
うわー、やっぱり本が大好きなんだね。
壁一面が大きな本棚になっていて、たくさんの本が並んでいる。
これ、全部1人で読んだのかな?
ふと、トーマ様を見ると、自分の机の上に飾ってあった、写真たてを、伏せていた。
ん?
何か、見られるとまずいものが、写っているのかな?
気になる。
めちゃくちゃ気になる。
「ああ、これ?」
トーマ様が、写真縦に手を置いた。
「わたしの宝物が入ってるんだ」
「宝物?」
「そう。これを見ると頑張ろうって思えるんだ」
ますます気になるよー。
「いずれわかるよ」
トーマ様は、私を優しく見つめ、それ以上何も言わなかった。
トーマ様が、ドアを開け、エスコートしてくれる。
こういう風に、女の子扱いされたことが、あまりないから、すごい照れて、これだけでドキドキしてしまう。
「トーマ様、ありがとうございます」
私は部屋の中に、入っていった。
ソワソワ。
いやー、やっぱり緊張するよ。
うわー、やっぱり本が大好きなんだね。
壁一面が大きな本棚になっていて、たくさんの本が並んでいる。
これ、全部1人で読んだのかな?
ふと、トーマ様を見ると、自分の机の上に飾ってあった、写真たてを、伏せていた。
ん?
何か、見られるとまずいものが、写っているのかな?
気になる。
めちゃくちゃ気になる。
「ああ、これ?」
トーマ様が、写真縦に手を置いた。
「わたしの宝物が入ってるんだ」
「宝物?」
「そう。これを見ると頑張ろうって思えるんだ」
ますます気になるよー。
「いずれわかるよ」
トーマ様は、私を優しく見つめ、それ以上何も言わなかった。