「眞子、ありがと」 医務室から出ると 暁くんにお礼を言われた 「私は、何もしてないよ」 ホントに何もできなかった さっきの女性に重ねて 自分のことを考えてただけ また自然と手が繋がれた 暁くんが 私の手を離す時 きっとそれは 私よりも大切なものを見つけた時 嫉妬とは違って 仕方ないことなのに 心寂しいと思う自分が恥ずかしくなる