「ねえ〜パパ〜すずと結婚して〜」

社長は困った顔だった

「姫華⁇パパがお仕事終わったらまた
ゆっくりお話ししようね」

社長は慌てて身支度し始めた

「パパ〜早く帰って来てね
姫華〜早くすずの事ママって呼びたい」

「わかったから
じゃあ行ってくるね」

玄関まで見送った

「悪いなあ姫華があんな事言い出して
実は俺も同じ事考えてたんだ
だけど…」

私を抱きしめて

「すずを焦らせたくなくて…
でも考えてみてくれないか
俺も姫華と同じ気持ちだから」

身体を離しキスをした
ゆっくり離され

「ヤバイなあ
すずを離したくないよ
会社に行きたくないなあ」

本当に今度は社長がわがままになった

「社長…私はずっと側にいますから」

「ありがとう」

笑顔でうなづいた

「行ってきます」

「行ってらっしゃいませ」

そうか…社長も姫君と同じ気持ちだったの
何気にプロポーズ⁇
うわ〜どうしよう///

「すず〜」

リビングから声がした

すぐにリビングに戻った