二人でキッチンに立ち朝食を作る

「夢みたいだ
すずとこうやって料理作るの」

そう言って後ろからハグされる
緊張しますよ社長…

「作れないですよ」

「もう少し…」

首筋に社長の息がかかる
昨夜の事を思い出してしまった
思い出すと身体が熱くなる

「ヤバイなあ」

「うん⁇」

後ろを向くと"チュッ"と唇にキスをされた

「このまま押し倒したくなる」

「社長…」

「夜まで我慢する」

身体を離され

「姫華を起こしてくる」

「はい」

もうあの社長は本当にどこへ行ったんだろう
まあ姫君に溺愛する程だから…
本当の社長なのかな⁇

姫君の部屋から鳴き声が…

「すず…姫華が"すずがいい"って泣いてる」

社長は困った顔でリビングに来た
そんな顔もキュンとなってしまう

「はい」