「すずちゃんこれ1番テーブルにお願い」

「はい!」

"カランカラン"

ドアが開いた

「いらっしゃいませ」

「お〜すずちゃんコーヒー二つ」

常連さんが来た

「は〜い」

カウンターに向かって

「コーヒー二つです」

「了解」

「すずちゃん
すずちゃんさあ彼氏いるの⁇」

「いませんよ」

「いないならさあ
どう⁇いい人いるよ」

「お待たせしました〜
俺がいるので間に合ってます」

マスターがコーヒーを持って来て
断った

「やっぱりマスターとすずちゃん
そういう仲⁇
そうだったのか…マスターごめん」

「まあ
わかって頂けたならいいですけど!」

笑っている

「この子は預かってるからさあ
変な虫がつかない様にしないと」

「マスターが変な虫かもよ
なあすずちゃん」

毎日常連さんと楽しく話をする

マスターは28歳
颯大さんと同じ歳
イケメンでいつも私を守ってくれる
そんなマスターの事を常連さんも知っているし
私に事情があるだろうとは思っているけど
誰も聞いてこない
だからここが好き