桃香ちゃんが真顔になった。
「ねえ、ずっと気になってたんだけど、しおりはどうやってカギを開けてるの?」
「カギ?」
「私、屋上に入ろうと思ったんだけど、閉まってた。何回か行ったけど開いてない。先生にきいたら、出入り禁止で、何年も前からずっと封鎖してあるって」
はじめからカギは開いてた。たしかに奇妙だ。屋上に簡単に入れるなんて。しかも飛び降り自殺の現場に。
「そのイケメンくんが開けてるの?」
「違うと思う。私のが先に屋上にいる」
「あんた、屋上の呪いにかかってるんじゃない?屋上がしおりを呼んでるのよ」
「自殺、させるために?」
あの日たしかに導かれるみたいに屋上に向かった。そして簡単に入れた。入れる人間を屋上がえらんでる?
「助かった子のなかに、屋上に呼び出されたって言ってる子がいた。自殺なんてするつもりはなかったけど、気づいたら飛び降りてたって」
女子生徒を飛び降りさせるのが、屋上の望み?
「だからもう、屋上には行かないで。約束して」
「でも」
なぜか私は迷っていた。
「ねえ、ずっと気になってたんだけど、しおりはどうやってカギを開けてるの?」
「カギ?」
「私、屋上に入ろうと思ったんだけど、閉まってた。何回か行ったけど開いてない。先生にきいたら、出入り禁止で、何年も前からずっと封鎖してあるって」
はじめからカギは開いてた。たしかに奇妙だ。屋上に簡単に入れるなんて。しかも飛び降り自殺の現場に。
「そのイケメンくんが開けてるの?」
「違うと思う。私のが先に屋上にいる」
「あんた、屋上の呪いにかかってるんじゃない?屋上がしおりを呼んでるのよ」
「自殺、させるために?」
あの日たしかに導かれるみたいに屋上に向かった。そして簡単に入れた。入れる人間を屋上がえらんでる?
「助かった子のなかに、屋上に呼び出されたって言ってる子がいた。自殺なんてするつもりはなかったけど、気づいたら飛び降りてたって」
女子生徒を飛び降りさせるのが、屋上の望み?
「だからもう、屋上には行かないで。約束して」
「でも」
なぜか私は迷っていた。

