双子の貞子ちゃん 2





その言葉に櫂と陽向の目が輝いた。



「マジっすか!?」


「相棒さん見たいっす!」


「僕、桜さんに会いたい!」


「私もっ!会ってみたいです!!」




「ノリ気だなお前ら。…一応言っておくが、あいつ怒ったらこえーぞ?」



いつもの空気に戻った。

騒がしくなった連中をよそに、ふと窓際の席に視線がいく。



前に伊織が眠っていた席


その光景が今でも頭の中で一枚の絵のように残っている。