「お前たちが大事だったんじゃない?ただ姉貴を巻き込ませたくなかったなら、藤咲に閉じ込めておけばいい話だろ。」 「伊織ちゃんが僕たちを…大事に?」 「そうだと思うぜ?あいつ仲間思いだからよ。」 大雅さんの言葉に端に座る樹が大きくうなづいてる。 「伊織は徐々に回復してるらしい。だから気に病む必要はない。言ってしまえば紅蓮は巻き込まれたんだから。」 そう…かもしれないが…、 ピシッと一線を引かれた気がした。 「まあ、なんだ。お前ら良いやつだから、伊織の気持ちも分からなくはなかったよ。」