「やはり、男子にはかないません。次期王国の長は、セドリック様が適任でしょう」
フランス軍の兵士は、そろってこう答えた。父がいくら私を溺愛しているからと言って、私は女なので、これが当然の答えだろう。けれど、ソフィーやアンも私を後継者にするために反論をした。
「この3年間陛下が愛した証。それは、フランソア様だったはずです。確かにセドリック様は、男のお子様ですが、イギリスの血が流れているのですよ。その点、フランソア様は、フランスの血しか入っていません。憎きイギリスの子供なんかが次期王国の長と言う話は、絶対にありえません」
ソフィーも、アンも私を大切にしてくれていたしイギリス軍に家族を殺されているため、涙ながらに私を押してくれた。
「誰が、おまえらの意見を聞くといった? 私の意見は決まっている。次期王国の長は、フランソアしかいないに決まっているだろう」
そういいながら父は、フランス軍の兵士と召使を、にらみつけて部屋後にした。その後、いくらフランス軍の兵士が、セドリックを押そうと、父がその意見に賛成することはなかった。
フランス軍の兵士は、そろってこう答えた。父がいくら私を溺愛しているからと言って、私は女なので、これが当然の答えだろう。けれど、ソフィーやアンも私を後継者にするために反論をした。
「この3年間陛下が愛した証。それは、フランソア様だったはずです。確かにセドリック様は、男のお子様ですが、イギリスの血が流れているのですよ。その点、フランソア様は、フランスの血しか入っていません。憎きイギリスの子供なんかが次期王国の長と言う話は、絶対にありえません」
ソフィーも、アンも私を大切にしてくれていたしイギリス軍に家族を殺されているため、涙ながらに私を押してくれた。
「誰が、おまえらの意見を聞くといった? 私の意見は決まっている。次期王国の長は、フランソアしかいないに決まっているだろう」
そういいながら父は、フランス軍の兵士と召使を、にらみつけて部屋後にした。その後、いくらフランス軍の兵士が、セドリックを押そうと、父がその意見に賛成することはなかった。

