僕ハ無窓ノ居室デ無限ノ虚構ヲ夢想スル

しかし。


……照れてる、のだろうか。



父さんは寡黙な人だった。


よく喋る母さんとは正反対で、父さんはほとんど喋らなかったように思う。


それが、幼い自分には怖いことに思えて、正直父さんは苦手だった。



今は大きくなって、仕事も始めて、少しだけど父さんの気持ちもわかるようになった気がする。