色になる君

「あ!ごめん。気になるよね。」



地肌が当たっちゃうし、そりゃ気にして当たり前だよ。



気が回らなかったな。



「まぁ、着て。それ濡れてもいいから。」



「うん。ありがと!」


お言葉に甘えて、上から来させてもらうことに。



「ふっふふ。ちょっとでかいかなって思ったけど全然ちょっとじゃないな。」



「今笑ったでしょ!!」



月緋君が、あんなに大笑いしてるのは
初めてみた。


今回の修学旅行で、本当にたくさん
新たな一面を知れて、


すごく嬉しい。

「優しい彼氏さんですね〜!!」


お姉さんにもこう言われ、

少し照れくさそうな月緋君。


無邪気に笑ってる私。


そんな2人の束の間の海の旅が始まる。