それでもまだ私が泣き止まないものだから、きっと驚かせるために私に『キス』をしたんだと思う。


その思惑通り、私の涙はピタッと止まった。



それからだ。



唯人が1日1回は私にキスするようになった。



別に私のことが好きでキスしている訳じゃない。



むしろ慰めてくれているのかも。