「日付けが変わる前に美月に伝えておきたいことがあるんだが、聞いてくれるか?」
「あ、はい。なんでしょうか?」
薫さんの目を真っ直ぐに見つめながら言葉を待つ。
「美月とは始まりがあんな感じだっただろう? だからちゃんと俺の気持ちを伝えたことがないと思ってね。三か月後には結婚式がある。だからその前に美月の誕生日である特別なこの日に改めてプロポーズさせてほしいんだ」
「薫さん……」
突然、薫さんが跪き胸元の内ポケットから白い正方形の小さな箱をパカっと開けて私の前に差し出した。
「……っ」
中には大粒のダイヤモンドの指輪が入っていて、思わず目を見開く。
「心から美月のことを愛している。必ず幸せにするからずっと俺の隣で笑っていてほしい。俺の気持ちを受け取ってくれないか?」
思ってもみなかったサプライズプロポーズに頰を涙が伝う。
「あ、はい。なんでしょうか?」
薫さんの目を真っ直ぐに見つめながら言葉を待つ。
「美月とは始まりがあんな感じだっただろう? だからちゃんと俺の気持ちを伝えたことがないと思ってね。三か月後には結婚式がある。だからその前に美月の誕生日である特別なこの日に改めてプロポーズさせてほしいんだ」
「薫さん……」
突然、薫さんが跪き胸元の内ポケットから白い正方形の小さな箱をパカっと開けて私の前に差し出した。
「……っ」
中には大粒のダイヤモンドの指輪が入っていて、思わず目を見開く。
「心から美月のことを愛している。必ず幸せにするからずっと俺の隣で笑っていてほしい。俺の気持ちを受け取ってくれないか?」
思ってもみなかったサプライズプロポーズに頰を涙が伝う。

