「綺麗……」
目の前に広がるキラキラと輝く街の光が創りだす幻想的な世界に心が踊った。
「この時間を美月と共有できて幸せだ」
薫さんの嬉しそうな声が耳に届いて、私自身も頰が緩んでいく。
「右斜め四十五度あたり。あそこが着地ポイントだ」
意識がそちらへと流れる。そしてそこに見えた思いもしなかった光景に心臓がトクンッと跳ね上がった。
「薫さん、あれ……」
「見えたか? 俺からのメッセージだ」
薫さんに教えられた着地点には、キャンドルライトの光で描かれたあるメッセージが踊っていた。
【Happy birthday Mitsuki and I will love you forever】
「薫さん……」
視界が滲んで言葉にならない。
目の前に広がるキラキラと輝く街の光が創りだす幻想的な世界に心が踊った。
「この時間を美月と共有できて幸せだ」
薫さんの嬉しそうな声が耳に届いて、私自身も頰が緩んでいく。
「右斜め四十五度あたり。あそこが着地ポイントだ」
意識がそちらへと流れる。そしてそこに見えた思いもしなかった光景に心臓がトクンッと跳ね上がった。
「薫さん、あれ……」
「見えたか? 俺からのメッセージだ」
薫さんに教えられた着地点には、キャンドルライトの光で描かれたあるメッセージが踊っていた。
【Happy birthday Mitsuki and I will love you forever】
「薫さん……」
視界が滲んで言葉にならない。

