「忘れられない日にしてやるって、九条さんどんなお祝いをしてくれるんだろうね? 胸がワクワクしない?」
ケーキプレートを一緒に食べながら、紗希がニヤリと笑う。
「まったく想像がつかないよ」
「美月は大好きな人に祝ってもらうの初めてだから、どんな演出されても嬉しくて号泣しそうだけどね」
「祝ってもらえるだけで幸せだよ。ただ嫌な予感がするの」
「嫌な予感?」
紗希が首を傾げながら私を見つめる。
「忘れられない日にしてやるって薫さんが言ったとき、すごいなんか企んでそうな悪い笑みをしていたの」
「そうなの? それはなにが起こる乞うご期待だね。まぁ九条さんのやることだから確かに普通のサプライズではなさそうだよね」
「もう! ひと事だと思ってなんだか楽しそうね」
明らかに紗希は私の話を聞いて楽しんでいるように見える。
「まぁ美月のために九条さんが考えてくれるサプライズなんだからなんでも受け入れなさい。楽しんできてね」
紗希の楽しそうな声が耳に届いた。
ケーキプレートを一緒に食べながら、紗希がニヤリと笑う。
「まったく想像がつかないよ」
「美月は大好きな人に祝ってもらうの初めてだから、どんな演出されても嬉しくて号泣しそうだけどね」
「祝ってもらえるだけで幸せだよ。ただ嫌な予感がするの」
「嫌な予感?」
紗希が首を傾げながら私を見つめる。
「忘れられない日にしてやるって薫さんが言ったとき、すごいなんか企んでそうな悪い笑みをしていたの」
「そうなの? それはなにが起こる乞うご期待だね。まぁ九条さんのやることだから確かに普通のサプライズではなさそうだよね」
「もう! ひと事だと思ってなんだか楽しそうね」
明らかに紗希は私の話を聞いて楽しんでいるように見える。
「まぁ美月のために九条さんが考えてくれるサプライズなんだからなんでも受け入れなさい。楽しんできてね」
紗希の楽しそうな声が耳に届いた。

