議員をしていた真子の父親はその事実を真子から聞き、真子に向かって「こんな事が公になって世間にでも出れば……。お前なんかもう俺の娘じゃない!」と激怒をした。





真子の母親は父親の機嫌が損なわれるのを恐れて「まだ間に合うから、おろしにいきましょう」と勧めてきた。




真子は田中先生との間に宿った小さな命をおろすなんて絶対に考えたくなかった。





最後の救いを求めに田中先生のもとへ行った。