しかし、俺は後には引かなかった。 「用事がすんだら帰ります」 「用事って何なんだ。まず、香川、……そのハンマーを置きなさい」 田中先生が段々と歩いて俺に近づいてくる。 懐中電灯の灯りが突然切れた瞬間、力尽くで田中先生にハンマーを取り上げられてしまった。 「……あっ……」 しまった。