俺は黒板を見てハッとした。 真っ赤なぬっとりとした血が上から下え向かって次から次へと流れていた。 やっぱり、そうだったのか……。 水沢真子、20年前に行方不明になった17才の少女。 正吾は黒板の中央にそっと手を当てた。 熱い。 何かを感じる。 この中にいる。 この黒板の中に。 水沢真子はずっと俺達にメッセージを送り続けていたんだ。 旧校舎の解体工事が始まる前に必ず私を見つけてと。