もう犠牲者を少なくするにはこうするしかない。 懐中電灯をあちこち照らしながら水沢真子を探した。 「どこにいるんだ……?」 いない、こっちにもいない、あっちにもいない……。 どこにいるんだ。 たまたま偶然懐中電灯の灯りが黒板を照らした。 黒板の上からゆっくりと何かが垂れ落ちてきている。 今、自分のいる場所からは暗くてよく分かりにくいのでもう少し近寄った。