《あぁ……あぁ…》
足音が近づくに連れ
あの女の声?息づかい?
うめきのような音も近づいてくるのです…
ピチャ…ズズッ
ピチャ…ズズッ
もうそれは
僕の寝ているベットの直ぐ側
枕元まで来ていました。
「裕太さん 会いに来たよ」
布団越しに聞こえた声…
その声は合コンの時に聞いた彼女の声そのままで…
だけど、僕の頭にはさっきの…
すごい形相をした彼女の顔しか浮かばず…
より一層怖くなりました。
「裕太さん 顔見せてよ」
サッ…っと
何かが僕の包んでいる布団に触れる
「…顔見せてよ」
「こっちみて」
見れるわけ無いだろ!!
みたら…みたら…
きっと僕は…
「…みろ」
「みろ!みろ!みろ!みろ!見ないと殺す見ないと殺す見ないと殺す見ないと殺す見ないと殺す」
「殺すよ?殺すよ?殺すよ?」
助けて…
母さん…父さん…
神様…

