SHRが終わったと同時にカバンを背負う
「じゃあ蒼馬!よろしくお願いします!」
結局ジャンケンで勝った蒼馬が掃除当番をやってくれるようだ
「おう!まかせろ!」
心強い
駆け足で廊下を進む
だんだんと足の回転が速くなっていく
早く帰ろう
校門を出ると、地面を蹴る力はさらに強くなり
ほとんど走っている状態だった
風邪引いて、1人で家にいるときの心細さほど辛いものはない
それを知っている私だからこそ
ここまで必死になれるんだ
最寄りのスーパーでゼリーもろもろを購入し、ガサガサとビニール袋の音を立てながらマンションにたどり着く
相変わらずセレブチックなマンション民とすれ違い
汗だくでようやっと家の扉を開く


