とりあえず熱を下げるために冷えた水を用意
それからおでこに貼るやつも
食べやすいようにぬるめのお粥をちゃっちゃと作る
…ちょーっと学校に間に合うか怪しいけど
まあ、今日ばっかりは仕方ない
あとはゼリーとか胃に優しい物があればいいけど
流石にそんなものまでは置いてない
そうだ、学校帰りに買って…
あ、まって
私今日バイトあった気がする…
今までバイトを休んだことなんてない
皆勤賞だし忙しい人に変わって入ったりもしてた
そのくらいバイト命だったけど
どちらを優先するのが正解かはわからない
…もしかしたらこの選択は
世間的には間違った選択かも知れないけど…
でも…
携帯を取り出し、同じバイトの友達にメッセージを送った
今日は織原真琴のそばにいよう
「すぐに帰りますから、大人しく寝ててくださいね」
織原真琴の部屋に水やらお粥やらを運んでそう言った
「……」
もう寝てるのか顔を向こう側に向けてしんとしている
こめかみらへんに汗が滲んでいるのが見えた
寝てるんなら…
持ってきた類の中からタオルを手に取り、その汗を拭こうと
織原真琴の顔を覗き込むように近づいた
と、その時
パシッ
っ!?


