無気力さんと同居するらしい



ーーー

翌日


……

来ない…

来ません。


昨日はもう朝ごはんを食べていた時間なんだけど

織原真琴が起きてこない

朝ごはんを2人分準備して、ヤツが起きてくるのを待っていた

だけど起きてくる気配がない

相変わらず廊下の向こうはしんとしている


寝坊?

はっ!まさかっ!もういない!?

…いやいやさすがに5時半に起きた私よりも先に家を出ているとは思えない

となると、やっぱり寝坊

起こした方がいいよね


……

いやでもなぁ

朝ですよーって起こす?

えー…

なんて悩みながらも気がついたら織原真琴の部屋の前にいる

お節介ですから、足が勝手に動きましてよ

まあ…起こしてみるだけ起こしてみよう


ちょっと深呼吸してから軽ーく扉を叩いた

「あ、あのー…もうそろそろ起きないと遅刻しますよー」



しんとしてるな

「あのー!」

ちょっと強めに扉を叩く

あれれ?
やっぱいない?

扉に耳をつけて中の音を聞く


……ん?


稀に聞こえるガサガサと布団が動く音

それから…

「…っ…はぁ」

!?

微かだけど聞こえる、息苦しそうな声

「だ、大丈夫ですか!?」

「……っ」

えぇ!ど、どうしたの!

具合悪い!?


…あ

昨日、雨に濡れて帰ったから…

まさか風邪!?

「は、入ります!!」

勝手に入ったら怒られるかも知れないけど

今はそれどころではない


ガチャ