「…あず…さ?」
さすがの状況に真琴くんも目が覚めたのか、目をまん丸にしている
「…じ、事故です」
「……っ」
真琴くんの綺麗な顔が目の前にある
私の髪がするりと垂れて真琴くんにかかる
きっと今の私の顔は真っ赤だ
「ご、ごめん!」
何で私が謝んなきゃいけないのかわかんないけど
とりあえず訳もわからずそう叫んで、やっとのことで真琴くんの上から降りる
バクバクバク
し、心臓に悪い…
「……」
?
固まって動かない真琴くん
「どしたの?」
「……ぃゃ…」
声ちっっさ
「ちょ…顔洗ってくるわ」
その方がいいと思う
リビングを出て行った真琴くんの背中を見つめて盛大なため息をこぼす
勘弁してよもう
心の中でそう呟いて、激しくヘドバンを繰り返す心臓を落ち着かせた


