無気力さんと同居するらしい




ダイニングテーブルに向かい合って座る

「…だからここがofになるの」

「あーそーいうこと」

真琴くんの飲み込みが早すぎてすっごいスピードで進む

一応テスト範囲の初めから確認していたはずなのに30分もたたないうちに終わってしまった

「これでテスト範囲全部かな」

「ん、サンキュ。じゃ数学教える」

ありがたき幸せ


「何がわからないの?」

「関数です…」

もうあれは人間にできるものじゃないよ

神様
来世は関数の存在しない、いや数学の概念が存在しない世界に産まれさせてください

そのために今世は頑張ります


ーーーーー


一時間後

「う、うそだ…なんということだ」

「思ったよりできるじゃん」


…一時間前は関数とは絶対仲良くできないと思っていたのに

「で、できたぁあ!!」

ノートを持って掲げる

できた!?

自力でやっても、結花に教えてもらっても、蒼馬にすがりついても
一切できなかった関数の応用問題が

真琴くんの説明をうけただけでこんなにもすんなりできてしまった


「も、もしかして私って天才?」

「おい天才、こっちの問題間違ってるぞ」

あらやだ

「あれ、ここ?」

「そうそこ、符号気をつけて」

えっと…確か、こうやれば…

「あ、できた」

「…ん。合ってる」



「やったぁ!できた!できたよ!」


思わず真琴くんをバッと見上げる

「ん」



バチっと目が合う