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お風呂上がり
あったまった体と裏腹の冷えきった心境
は、恥ずかしい
どんな顔をすればいいんだ…
うわぁ泣
なんて考えていたところで解決策があるわけでもないし
…潔く行こう
洗面所の扉を謎にゆっくり開けて
リビングに近づく
…人の気配を察知
まぁ、この家には私たちしかいないわけでありますが
ちょっと深呼吸して扉を開けた
ガチャンコ
台所に真琴君を発見
「お、お風呂あがりました」
「んー」
冷静にれいせ…
…ん?
あれ
「…ご飯?」
キッチンに二つのお皿が並んでいる
そこに何やら盛り付けている、真琴…く、ん
え、ご飯!?
「ごは、え、作ったの!?」
「…なんだよ、悪いかよ」
いや、悪いっていうか
「お風呂出たらやろうと思ってたのに!」
「別に俺が作ったって問題ないだろ」
え、作れるの?
「作れるっつの、心の声ダダ漏れ」
いや、でも!
「ご、ごめんなさい、お風呂遅かったから」
「はぁ?」
「作らせちゃって」
申し訳ない…
居候がご飯まで作ってもらうなんて
罪悪感で心が痛む
「はあぁぁ」
うお、え?
盛大なため息
オドオドしている私に相変わらず気怠げな表情をむけ、何故かもう一度ため息をついた


