ゆっとへ


突然ですが、自分の気持ちをメッセージボトルに詰め込もうと思って今書いてます。

このメッセージボトルがこの海に返ってくる頃には私達は何歳になっているのだろう。

そもそも、沈んじゃって返ってこないかもしれない。

私達が死んじゃって読むことができないかもしれない。

でも、それでもいいんだ。

とにかく、今書きたいから、書きます。


ゆっとと出会ったのは3歳だね。

私の母に握手強制させられたのを今でも覚えてるよ。

幼稚園の時、ハブられていた私を助けてくれたのが、ゆっとだったよね。

ゆっとのことを気に入っちゃってずっと一緒にいた。

結人くんが言いにくくて、ゆっとゆっとって言ってたら、いつの間にか回りにも広がっててびっくりしたよ。

その頃からゆっとは私の憧れで、ゆっとのことが好きだったんだよね。

ゆっとはいつも私のヒーローで在り続けて、いつだって、私を助け、支えてくれました。

そんなゆっとが人参嫌いだっていうのは、ちょっと意外で可愛いって思った。

いつか可愛い奥さんが出来た時にはすりおろし人参じゃなくて、普通サイズの人参が食べられるようになっていて下さい!

けっこう手間かかるんだから、あれ。

よろしく頼みますよ。

以上!

ではなくて...もっと書きたいことはあるんだけど、何を書こう。

あ、やっぱりあれかな。

偽装カップル!

私への気持ちがこれっぽっちもないのに、良く付き合ってと言えたものだと、逆に感動してる笑

私も良く気づかなかったね。

ゆっと、主演男優賞取れるよ。

なんてね。

それはどうでもいい。

そうそう、初デートのこと。

私があげたミサンガ、良く見たらまだやってくれてるね。

ありがとう。

今もまだ着けてる?

着けてたらすごいと思うよ。

物持ち、良すぎ。

でね、その初デートのことなんだけど、私、すっごく嬉しくて、水族館に行ったのに魚よりゆっとの表情ばっかり見てた。

ゆっと、今何考えてるのかな~、とか、

ゆっと、次はどこに行きたいのかな~、とか、

そんなことばっかり考えてたよ。

それはわりといつもそうで、どんな時もゆっとを探してゆっとを目で追ってた。

実は末期のストーカーでした...。

でも、本当にゆっとと2人きりで過ごせたあの時は幸せで、これ以上の幸せはないんじゃないかって思ってた。

そのくらい幸せに満ちていて、奇跡のような日々だったよ。

そんな時を17年の人生で過ごせて、私、やっぱり幸せ者だ。

ゆっとはきっと、心のどこかで、私を傷つけたんじゃないかって思ってるかもしれないけれど、私なら大丈夫だよ。

確かにちょっと傷付いたけど、私も同じくらい、ゆっとのこと傷つけてきたし、お互い様だよ。

傷付き、傷付き合っても、

お互いを信じていたから、

きっと一緒にいられたんだね。

ゆっと、本当にありがとう。

出会ってくれて、ありがとう。

これを書いている私は、絶賛入試に向けて勉強中なんだけど、来年から始まる新生活に向けて頑張るね!

だから、ゆっとも頑張ってね。

ずっと、

離れていても、

どこにいても、

ゆっとの1番の応援者でいることを誓います!

ということで、この辺りで終わりたいと思います。

ゆっとのために、

ゆっとを思って、

いっぱいいっぱい、泣いた。

でも、たくさん泣いたらね、なぜだか、心に隙間が出来て、そこを通る風は凪いでいた。

その風は心地よくてずっと感じていたいと思ってしまった。

だから、また泣いてもいいかなって、思うんだけど、やっぱり泣きたくないな。

泣くくらいなら、笑っていたい。

だからね、ゆっと。

泣いてもいい。

いつか、凪ぐから。

でも、泣かないで。

もう、泣いちゃダメだよ。

1度泣いたら、泣かないで、笑って。

泣いて、凪いで、泣かないで。

約束だよ。

じゃあ、またね。

ゆっと...大好きだよ。

絶対、幸せになってね。


追伸

これを拾ったら連絡下さい!

とぼけないでね。



美凪より