泣いて、凪いで、泣かないで。

「あっちいな、ここ。つうか、火通ってんのか、このお好み焼き」

「あれ?竹串無かったっけ?」

「えっと......あっ!これだ!さっしま~す!おっ、いい感じいい感じ~。サンキュ、美凪ちゃん」

「うん」


ノリノリで鉄板業務をこなす煌人くん。

ヘラの使い方もプロっぽいし、調理もだんだん慣れてきて上手くなってる。

なっちゃんにも見せてあげたかったなぁ。