「それ、マーキングだからね。」 「え、マーキングって…犬とかがするやつ?」 「そう! “柊吾は私のだ!”っていうマーキング(笑)」 私が冗談を言うと、彼も笑った。 「マーキングか…(笑) あー…俺も何か身につけれるようなもの、プレゼントしたくなってきた。」 そう言って辺りを見渡し始める柊吾。 「…あ、あんなのとかどう?」 「えー?どれ??」 「ほら、あれ。」 彼が指さしていたのは、ペアリング。 シルバーとゴールドのシンプルなデザイン。