「えーっと……あ!お金! これ、いくらでしたか?」 フラペチーノを指して言う彼。 「お金は受け取りませーん。 ここまで来てもらったお礼だと思って。」 彼は申し訳なさそうに視線を落とすけど、しばらく何かを考え込んでから、小さく私にお礼を言った。 「…すみません、ありがとうございます。」 「どういたしまして! …あの公園のベンチに座ろうか。」 「あ、はい。そうっすね。」 私たちは道を挟んですぐそこにある公園に移動し、ベンチに腰掛ける。