「嘘つけ! 桜河が女子に囲まれてるのが気に食わなかったんだろ?」 「なっ……!?ちっがうし!!」 「そんなに嫌なら、公表しろよな。 〝影山桜河の彼女は私だ!〟って。」 ちょっ……ばか! 葵斗ってば… 「────え!? 香純ちゃんと影山くんって、そうなの!?」 葵斗の言葉に真っ先に反応したのは、私の隣でシカにエサをやっていた女の子。 〝まるちゃん〟こと丸山美麗(マルヤマ ミレイ)。 今のクラスで私と1番仲良くしてくれている女の子。 明日の班行動も、ホテルの部屋割りもこの子と一緒。