「つべこべ言ってねぇで…早く行くぞ。」






「あ…ちょっと桜河!?」







「香純ー、今日くらい許してやれって!」






「そうそう!今日はみんなで楽しもうよ!」












どうやら今日は、葵斗も咲花も桜河の味方らしい。




私も、本当はわかってるんだよ?

みんなが、私を心配してここにいてくれるんだってこと…



心の底から感謝してる。








だけど、素直にお礼を言えるような可愛い私ではなくて…


桜河にも、いつもと同じような説教をしてしまうんだ。









本当は心の底から思ってる…


そばに居くれてありがとう。