『切ないほど、愛おしい』を最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

今回は切なさをテーマに書いてみました。
いかがだったでしょうか?

『同期のあいつ』『氷の美女と冷血王子』と、『切ないほど、愛おしい』は登場人物がリンクする関連作です。

人それぞれ生い立ちや個性があって、価値観や譲れないものがあって、人の数だけ恋の形は存在する。
生意気にもそんなことを思いながら書き上げました。

ちなみに私の一押しは麗子さんです。
でも、一華のような友達から始まる恋愛もいいなと思いますし、徹や乃恵のような生き方も嫌いではありません。
みんなそれぞれ輝いてくれたのではないでしょうか?

このシリーズは本作で終わりです。
最後に一華と麗子さんと乃恵と、3人が出てくる番外編を考えていますのでもう少しお待ちください。
年内に書き上げることを目標に、頑張ります。
                           2020.12.5 紅城真琴