朝、学校へ向かう途中に、後ろから誰かが肩を強く叩いてきた。


驚いてふりかえると、顔中にたくさんの画鋲を刺した男が、


「ねえ!ぼくの仲間になってよ!」


と叫びながら、わたしの手を握りしめてきた。