世界が終わるとき、そこに愛はありますか

「ちょ…沙紀(サキ)!やりすぎ!!やめなって!!」


さすがにマズイと思ったのか、いつもは敵の叔母が母親を引き剥がしにきてくれた。


「う……っ…苦し…グ─ッ」


だけど、更に強く指を押し込められ、意識がボンヤリとしてきた。


「忌々しい顔─ッ!!アタシを捨てたアイツにそっくり!!アンタなんか死ねばいいのよ!アタシの奴隷できればいいのよ!!アタシに口ごたえするなんて許さない─ッ!!」


「沙紀!!いい加減にして!!!」


あれほど強く感じていた指の感覚が薄れ、苦しみも感じなくなってきた。


あたし、殺される…?


まだ、復讐できてないのに。


そんなの…そんなの嫌だ…っ。


「沙紀!!!」