世界が終わるとき、そこに愛はありますか

「…もし犯人が特定できたら、俺が代行する。だからお前は…手を汚すな。頼むから」


車は、ロッジの駐車場へバックで入り、すぐに停まった。


「深景さんが言ってることって、あたしの人生を全否定してることになるんだよ?」


シートベルトを外し、外に出ようとしたけど、ドアにはロックがかかっていた。


「全否定なんかしてない。復讐だけがお前の人生なわけないだろ。もっと楽しいことだっていろいろ─」


「深景さんにあたしの気持ちは分からない。復讐だけがあたしのすべてなの!もう止めないで!」


どれだけ止められようがあたしの気持ちは変わらない。


復讐はこの手で行う。


この手でアイツらを殺してやるんだ。


お姉ちゃんの仇は、あたし自身の手でとる。


誰にも邪魔させない。