世界が終わるとき、そこに愛はありますか

呆れたように軽くあしらわれる始末だ。


やっぱり深景さんはあたしみたいな子供の相手はしてくれないんだ。


「…あたしは真剣なのに」


どうして分かってくれないの?


お姉ちゃんという唯一の味方を失ったあたしの人生は、復讐がすべてだった。


なのに、あと少しのところで、どうしてストップをかけらんなきゃいけないの?


「…分かってる。真剣なのは、痛いほど分かってる」  


嘘つかないでよ。


「だったら─」 


「お前がしようとしてることは遊びじゃないんだ!今、判断を間違えたら、奪われる必要のなかった命が奪われることになるんだぞ!分かってんのかよ!」


〝だったら協力して〟


その言葉は、深景さんの突然の怒鳴り声に掻き消されてしまった。