世界が終わるとき、そこに愛はありますか

助けたい気持ちは同じ…ね。


「…だったらなんで4日間も放置したんだよ。あいつがこの家以外に帰る場所がないのは分かってたんだろ」


「口動かしてないで手を動かせ。話は後だ」


「話を反らすな。監視カメラのハッキングぐらい話しながらでもできる」


カタカタカタカタカタカタとキーボードを打つ音が響く。


「…答えろ。あいつがいない4日間、お前は何をしてた」


「……」


「おかしいとは思わなかったのか?雪花ちゃんが全然家に帰ってこないことに違和感を持たなかったのかよ」


カタカタカタカタカタカタ…


重い空気に軽い音が浮かぶ。


無言を貫く深景の表情は苦し気だった。


「……お前が女遊びばっかしてっからこうなるんだよ」