世界が終わるとき、そこに愛はありますか

「何調べてんの?」


「あいつのGPS」


いつの間にそんな情報まで手に入れてんだか…。


「やっぱりオフか。でもまぁ目星はついてる」


「え?」 


行方不明だって知ったのがつい今しがたなのに?


この1~2分で何で目星がつくんだか。


「炫聖会以外にこんなことをするヤツは限られてる。あいつの叔父叔母夫妻か実の母親のどっちかだ。んで、そんな二択はお前の腕があればあってないようなもの」


と、スラスラ話し、俺にパソコンを向けてくる。


「……やっぱりスゴいんだな、深景って」


俺とは違って冷静に状況を見て分析してる。


格の違いを見せつけられた気分だ。


「お前に褒められると気持ち悪い。さっさとこのマンション付近の監視カメラをハッキングしろ。俺だって…あいつを助けい気持ちは同じだから」