世界が終わるとき、そこに愛はありますか


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それから3日。


昨日久々に深景さんと顔を合わせたけど、何の会話も生まれなかった。


その事に少しホッとする自分もいる。


ヘアアレンジを頑張ったことや、メイクに力を入れたことに何の反応もないのは悲しかったけど、この前のことがバレてないだけで救われた気分だった。


「ただいま…」


せめて日常会話だけでも生みたくて、帰ってきたらただいまって言うようにしているけど、反応が返ってきたことは1度もない。


そもそもあたしが帰ってくる頃に、深景さんが家にいることの方が少ない。


けど、今日は違った。


リビングに入ると、腕を組み貧乏ゆすりをしながらソファに座ってる深景さんがいた。


テーブルには茶封筒と2枚の白い紙。