学校はあたしにとって夢のような場所だった。


でも家に帰るとあたしは母親の家畜なんだ。


たまにやってくる母親の日替わり彼氏にも殴られ、酷いときには性的暴行も受けた。


小学生の頃からあたしの身体は汚い。


見知らぬ複数の男に、わけもわからぬまま犯された。


まだ小学生なのに。


母親はニタニタと笑いながら、そんな被害に遭っているあたしを撮影し続けた。


きっとその映像をどこかへ売ってカネを得ていたんだろう。


あたしはあの女の道具だ。


楽して金儲けするための道具だ。


今もまだその映像たちは誰かの手の中にあり、今もまだどこかで再生されているかもしれない。


助けてともがけばもがくほどヤツらは楽しそうにしたから、抵抗することをやめた。


従順なイヌに成り下がってしまったんだ。